山田流箏曲上原派雅会とは
生い立ちと活動

雅会は、山田流箏曲二代上原真佐喜の門下であった西佐和美が弟子たちと平成12年7月に設立したお箏の会です。
代表の西佐和美は現在家元を離れ、神奈川県内の邦楽演奏会などで、上原真佐喜の曲を中心に演奏活動を行っています。キャリアの長いお弟子さんたちと共に、山田流上原派の伝統芸を守るよう日々精進しています。
平成26年10月1日
山田流箏曲上原派

箏曲は、江戸時代の初期、八橋検校によって現在の基本形が整えられ、その後、生田検校や山田検校によってそれぞれの流派に分かれました。
生田流は三味線等との合奏ものが多く、山田流は歌ものが多いのが特徴です。外見にも違いがあり、生田流は角爪を用いてお箏に対して斜め方向に構え、山田流は丸爪を用いて正面を向いて構えます。箏の音色、曲の雰囲気も異なります。
初代上原真佐喜は、山田流筝曲における会派として、真磨琴会を創立し、二代上原真佐喜は、会主を承継してその芸風を確立しました。わが国を代表する筝曲の名手であり、独楽と毬、八岐大蛇、道成寺黒髪供養、富士山等多くの名曲を作曲し、没後の現在においても識者から高く評価されています。
雅会は、その山田流箏曲上原派の伝統芸を継承しています。
教室

所在地
神奈川県横浜市青葉区藤が丘1−54−4
tel 045-973-2251
Email: nskm724@ingsys.co.jp
ご挨拶

西 佐和美 雅会代表
人間国宝山田流箏曲二代上原真佐喜に師事
東京生まれ
昭和32年師範芸号免許
元真麿琴会会員、元日本三曲協会会員
元山田流箏曲協会会員
元東京サロンシンフォニーオーケストラ
レギュラーメンバー
主な芸歴
箏曲の伝統を守る会 昭和53年〜昭和57年
山田流箏曲発展願う会 昭和62年〜平成6年
日本三曲協会定期演奏会等
現在神奈川県にて演奏活動中